2014/12/2
イタリア・セリエAのミランは現地時間12月1日(月)、スポンサーのエミレーツ航空との契約を2020年まで延長すると発表した。クラブの公式サイトが伝えている。
ミランのバルバラ・ベルルスコーニCEOは同日の会見で、契約が2019-20シーズンまでだと明かしたが、金額については公表しなかった。だが、イタリアメディアによると、2015年までとなっている現在の契約から40%増になるという。ボーナスを含めれば、5年で総額1億ユーロ(約148億円)に達するそうだ。
バルバラCEOは「ミランにとって重要な一日」とコメント。「国際的なミランブランドの重要性を示すもの」だと喜びを表した。また、新契約が「マーケットの助けにもなる」と述べており、収入増がチーム補強につながることにも期待を寄せた。
一方で、同CEOは「ミランのようなクラブにとってスタジアムは重要」とコメント。「サン・シーロを愛しているが、サッカーは進化しており、スピーディーに変化している」と、エミレーツ航空の援助を受けての独自スタジアム建設へも意欲をうかがわせている。
エミレーツ航空のティム・クラークCEOも、「アーセナルのようにネーミングライツ? 大きな成功だったね。ミランと話しあっていく。入札があれば、我々は参加するよ」と前向きな姿勢を見せた。
速サカ編集部