2014/12/3
スペイン・リーガエスパニョーラのA・マドリーは現地時間12月2日(火)、11月30日(日)のデポルティボ戦で試合前にウルトラスが暴動を起こし、1名が死亡した件について、暴動に関与した者が所属するウルトラス「フレンテ・アトレティコ」を追放すると発表した。
日曜の事件を受け、A・マドリーは緊急委員会を発足させ、当局と協力しながら事件を調査。暴動への関与が特定された者の中から、15名がA・マドリーのサポーターと判明し、それぞれクラブメンバー会員取り消しなどの処分を科すと明かした。
また、「フレンテ」所属と分かったことで、A・マドリーは同団体を公式サポータークラブから除外することも決定。クラブとの関係は「終わる」と発表している。また、スタジアムで横断幕など同団体を示すものは排除するとも明かした。ただし、私的団体であるため、解散を命じることはできないとも明かしており、当局に委ねるとしている。
速サカ編集部