2014/12/6
ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントは現地時間12月5日(金)、第14節でホッフェンハイムに1-0と勝利した。3試合ぶりの白星に、チームの面々は喜びを表している。
前節でフランクフルトに敗れ、ついに最下位に転落したドルトムント。だが、MF香川真司に出場機会がなく、守護神も代えるなど、メンバーを入れ替えて臨んだホッフェンハイム戦では、前半にMFイルカイ・ギュンドアンが決めたゴールが決勝点となり、3試合ぶりに勝ち点3を手にした。
暫定ながら最下位を脱し、チームには笑顔が戻っているようだ。DFマッツ・フンメルスは試合後、次のように語った。ブンデスリーガの公式サイトが伝えている。
「まだ安心と言うことはできない。まだ進むべきステップがある。でも、素晴らしい試合だったね。ファンのサポートも素晴らしかった。僕ら全員が、危機を抜け出すために戦いたいと思っていることを示せたと思う」
また、MFセバスティアン・ケールはこのように述べている。
「勝つために戦わなければならなかった。今の僕らの状況では、それしかないんだ。最近はあらゆることを試して、勝つことだけに集中してきた。うまくやる必要はないんだ。効果的でなければならなかったんだよ」
得点を挙げたギュンドアンは次のように話している。
「この状況は簡単じゃなかった。特にフランクフルトに負けてからはね。だから、真の気迫を見せることができて、なおのことうれしい。僕らは完全に勝利に値したと思う。ファンは素晴らしかったね」
MFケビン・グロスクロイツはこのようなコメントを残している。
「うれしいよ。チームも、ドルトムントの街全体も、この勝利に値した。僕らとファンは見事に団結していたんだ。ファイトし、情熱を見せ、気持ちを込めて戦った。ファンのサポートに感謝している。ドルトムントでしか得られないものだ。僕ら全員がチームなんだよ。悪いときでもね。今日はそれを示した。僕らみんなにとってつらい時期だったけど、これで新たな状況だ」
速サカ編集部