2014/12/6
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するFWマリオ・バロテッリが、インスタグラムでの投稿が問題となり、イングランドサッカー協会(FA)から処分されることになった。
バロテッリは先日、インスタグラムで、自らの愛称でもある「スーパーマリオ」の画像を投稿。「レイシストになるな」の文言で始まる次の文章を掲載した。
「マリオのようになれ。彼はイタリア人の配管工で、日本人によってつくられ、英語を話し、メキシコ人のように見える。黒人のようにジャンプし、ユダヤ人のようにコインをつかむんだ」
この文章が人種差別的だとして、一部から批判の声が上がりバロテッリはすぐに投稿を削除したものの、批判に対してツイッターで「僕の母はユダヤ人だ」と反論。その後、「誰かを傷つけたのなら謝罪する。反人種差別を示すためのものだった。侮辱的ではなく面白いと思った」と謝罪した。
FAはこの件について調査に動き、現地時間12月5日(金)に処分を科すと発表。15日(月)まで異議を受けつけると明かした。イギリスメディアによると、FAのガイドラインでは、人種に関する規則違反は5試合の出場停止となる。
速サカ編集部