2014/12/10
元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタが現地時間12月9日(火)、インド・スーパーリーグ(ISL)最終節でデビューを飾った。引退から復帰後初の試合だ。
イタリア・セリエAのラツィオやミランで活躍し、イタリア代表として2006年ワールドカップで世界王者にもなったネスタ。MLSのモントリオール・インパクトとの契約が満了し、昨年現役を引退していた同選手だが、先日、旧友マルコ・マテラッツィが選手兼監督を務めるインドのチェンナイインに加入することが決定。再びユニフォームに袖をとおすこととなった。
そしてネスタは9日、FWアレッサンドロ・デル・ピエーロを擁するデリー・ディナモスとの一戦でインドデビュー。前半のみでベンチに下がったが、久しぶりの実戦でのプレーとなった。試合はチェンナイインが前半に2点を先行したが、途中出場のデル・ピエーロのFKなどで追いつかれ、2-2のドローに終わっている。
ネスタは試合後、次のように語った。ISLの公式サイトが伝えている。
「すべてマテラッツィのおかげだ。彼が連絡してきて、『なあ、来たくないか?』と尋ねてきたんだよ。それでイエスと答えたのさ」
「これが初戦だったから、90分フル出場することはできなかった。足をもっと良くするためには、数日が必要だよ」
チェンナイインは準決勝進出を決めている。ISL初の王者に向けて、ネスタはこう締めくくった。
「準備はできているよ! プレーできるさ!」
速サカ編集部