元フランス代表FWティエリ・アンリが現地時間12月16日(火)、現役引退を発表した。

アンリは今月でMLSのニューヨーク・レッドブルズとの契約が終了。現役を続行するか、引退するかが注目されていた。今後については、古巣アーセナルのコーチ就任の噂もあったが、イギリス『スカイ・スポーツ』の解説者になるとのことだ。

1994年にモナコ(フランス)でデビューしたアンリは、1999年から所属したアーセナル(イングランド)で活躍。4度の得点王に加え、2度のプレミアリーグ優勝、3度のFAカップ制覇を経験した。

2007年にはバルセロナ(スペイン)に移籍し、2009年にUEFAチャンピオンズリーグを制覇。リーガエスパニョーラ、国王杯と合わせて3冠を達成した。

フランス代表では1997年にデビューして以降、123キャップを記録。51ゴールを挙げ、1998年に開催された母国でのワールドカップや、続く2000年のEUROでの優勝に貢献した。

アンリは自身のフェイスブックで次のようにコメントしている。

「20年戦ってきて、引退することを決断した。素晴らしい旅だった。すべてのファン、チームメート、モナコ、ユベントス、アーセナル、バルセロナ、ニューヨーク・レッドブルズ、そしてもちろんフランス代表の関係者たちに感謝したい」

「これから異なるキャリアの道を進むことになる。ロンドンに戻り、『スカイ・スポーツ』に加わることになってうれしいよ。これまで学んできた経験や見方をみんなと一緒に共有したい」


速サカ編集部