2014/12/24
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するMFシャビが、スペイン『スポルト』のインタビューで、今季開幕前にアメリカのMLSへの移籍に迫ったことを認めた。
バルサ一筋で戦ってきた34歳のベテラン司令塔はこの夏、新たな活躍の舞台としてアメリカを選んでいたという。クラブとも退団を話し合い、合意に達していたそうだ。だが、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長からの連絡で、一転して残留へ向かっていったと明かしている。
「すでに決めていた。ニューヨークへ行くところだったんだ。すべてまとまっていたんだよ。フェラン(・ソリアーノ副会長)とも合意していた。だが、バルトメウ会長の連絡ですべて変わったんだ。彼が代理人に連絡し、残留を望んだんだよ」
「ワールドカップに向かう前は、バルセロナでの僕の時代は終わっていた。それから新監督が来て、チームが新しくなり、僕はここで終えようと考えたんだ。ルイス・エンリケ監督と話して、僕は役に立つ選手だと言われた。それを示せば試合に出られるとね。彼が納得させてくれた。それまでは、妻にニューヨークへ行く支度をするように言っていたんだ」
「今は幸せだよ。楽しんでいる。自分が役に立つ選手で、競争力があると感じている。良いパフォーマンス、良い試合をしてきたと感じているし、チームも正しい方向へ向かっているんだ」
速サカ編集部