スペイン・リーガエスパニョーラのA・マドリーは現地時間12月29日(月)、イタリア・セリエAのミランからFWフェルナンド・トーレスを獲得したと発表した。

移籍はトーレスがメディカルチェックをクリアし、イタリアのマーケットが開く1月5日(月)に正式に成立する。A・マドリーの発表によると、2015-16シーズン末まで1年半のレンタル移籍となる。

17歳のときに当時2部だったA・マドリーでデビューしたトーレスにとっては、イングランド・プレミアリーグのリバプールに移籍した2007年以来となる7年半ぶりの復帰だ。A・マドリーでは244試合に出場し、91ゴールを記録している。

2011年1月にリバプールからチェルシーへ移籍したトーレスだが、それまでの得点力が影を潜め、今年夏には2年レンタルでミランに加入。だが、セリエAでもリーグ戦1得点と結果を出せず、先日からA・マドリー復帰が濃厚と報じられていた。

スペインとイタリアのメディアによると、トーレスはA・マドリーのMFアレッシオ・チェルチとのトレードになる見込み。チェルチも夏にイタリア・セリエAのトリノからA・マドリーに加入したばかり。両選手とも、わずか半年で母国のクラブへ移籍することとなる。


速サカ編集部