2015/1/6
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するFWリオネル・メッシが、ルイス・エンリケ監督との関係を悪化させているという。現地時間1月5日(月)にスペイン『カデナ・コペ』が報じ、各メディアが伝えている。
報道によると、メッシはエンリケ監督が「ロッカールームの支配者」だと称し、クラブ上層部に同監督の独裁的なマネジメントへの不満を表したという。メッシはエンリケ監督の下でチームが改善することはないと考えているそうだ。
バルサは4日(日)のR・ソシエダ戦で黒星を喫し、首位R・マドリーを暫定的に抜くチャンスを逃したが、メッシはベンチスタートだった。『ムンドデポルティーボ』によると、メッシは2日(金)に行われた新年最初の練習でも、ミニゲームで審判を務めたエンリケ監督と険悪な雰囲気だったという。
メッシは5日に行われたファンへの公開練習を欠席。胃腸炎とのことで、本人はフェイスブックで「どうしようもなかった」と釈明しているが、エンリケ監督との間に緊張が増しているとの見方もある。さらに、メッシは同日、インスタグラムでチェルシーの公式ページをフォローしており、移籍の憶測に拍車をかけた。
5日にアンドニ・スビサレッタSD(スポーツディレクター)が解任となり、アシスタントのカルレス・プジョール氏も辞任したバルサ。さらにメッシと監督の問題が取りざたされるなど、新年早々から内紛騒動に見舞われている。
速サカ編集部