2015/1/7
イタリア・セリエAのミランは現地時間1月6日(火)、第17節でサッスオーロにホームで1対2と逆転負けを喫した。
リーグ中断前にナポリを下し、ローマと引き分け、ウィンターブレイク中にスペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーを親善試合で下すなど、良い流れにあったミランは、開始9分にMFアンドレア・ポーリのゴールで先制し、幸先の良いスタートを切った。
ところが、その後が続かない。軽率なミスでピンチを招くと、28分にはFWニコラ・サンソーネの同点弾を許す。フィリッポ・インザーギ監督は65分に新戦力アレッシオ・チェルチを投入したが、直後にCKからFWシモーネ・ザザのスーパーボレーを許して逆転された。
2015年を黒星でスタートすることになったインザーギ監督は、試合後に次のように述べている。クラブの公式サイトが伝えた。
「最初の20分で期待を持てたのだが、何が起きたのかを理解しなければいけない。先制してから我々は動けなくなってしまった」
「誰かの責任にしようとするのは、あまりに軽率だ。リーグ中断前のように戻らなければいけない。出場停止やケガ人など、チームは万全の状態ではなかったが、ウチには優れた選手がいるのだし、ピッチに立つ選手が常にベストを尽くしている。すぐにリスタートしなければいけない」
「成長するには継続性が必要だということは分かっている。飛躍が必要なときに、我々はそれができていないんだ。そこを改善しなければいけない。こういった痛手が、成長に役立つかもしれないね」
速サカ編集部