2015/1/9
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uは現地時間1月8日(木)、スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナで昨季までプレーしたGKビクトル・バルデスを獲得したことを発表した。18カ月の契約で、1年の延長オプションがついている。
32歳のバルデスは昨年3月にひざの前十字じん帯断裂という重傷を負い、戦列を離れている間に契約満了でバルサを退団。当初はフランス・リーグ1のモナコへの移籍が内定と言われていたが、メディカルチェックをクリアできず契約には至らなかった。
リハビリを続けていたバルデスは、昨秋からマンチェスター・Uの練習に参加。トップクラスのトレーニングで復帰を目指し、チーム練習にも参加していた。マンチェスター・Uを率いるルイス・ファン・ハール監督は、バルセロナ時代に指導した同選手を高く評価していた。
バルデスはクラブの公式サイトで次のように喜びを述べた。
「マンチェスター・Uと契約できたのは本当に名誉なことだ。チームとの練習でリハビリをさせてくれたファン・ハール監督やクラブに感謝したい。短期間でここがとても特別なクラブであることが分かった。バルセロナで仕事したファン・ハール監督と、ここマンチェスター・Uでまた仕事できるのは、夢の実現だよ」
ファン・ハール監督もこうコメントしている。
「バルデスがサインをしてくれてうれしい。ビクトルはとても経験豊富な守護神で、その記録が彼を物語っている。リハビリ中も彼は非常にプロフェッショナルだった。この数週間、トップチームとの練習で彼は素晴らしかったんだ。彼はナンバー2のGKとして加わる。チームにとって大きな補強だ」
速サカ編集部