2015/1/12
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するFWリオネル・メッシが現地時間1月11日(日)、移籍を完全否定した。ルイス・エンリケ監督の解任を求めたとの報道も否定している。
同日のA・マドリー戦で前半にFWネイマールとFWルイス・スアレスのゴールをお膳立てし、PKを献上したものの、自らも1ゴールを挙げたメッシ。この日の全ゴールに絡んだ同選手は、試合後にクラブの公式テレビで「どこにも行くつもりはない」と述べた。公式サイトが伝えている。
メッシは先日からエンリケ監督との確執が噂され、一部では会長に指揮官の更迭を求めたとも言われている。一方で自身はイングランド・プレミアリーグのチェルシーやマンチェスター・Cへの移籍が噂された。
「僕は残留のために何かを求めることはしていない。どこにも行きたいと思ったことがないからだ。チェルシーやマンチェスター・Cの噂も聞いたけど、すべて嘘だよ」
「僕は(ジョゼップ・)グアルディオラや(サミュエル・)エトー、(ズラタン・)イブラヒモビッチ、ボージャンとも仲が悪いと言われたことがある。僕が彼らを取り除いたという話だ。まったく真実じゃない。監督だろうが誰だろうが、僕が除外を求めたことはない」
「僕はこういう話を聞くことにうんざりしている。僕がクラブを動かしているなんて話もあるね。僕はただの選手だ。僕が決めるんじゃないし、求めてもいない」
最後に、メッシはFIFAバロンドール争いについて、悲観的な見解を示している。
「現実的に考えて難しいと思う。僕らは授賞式を楽しむよ。クリスティアーノ・ロナウドと(マヌエル・)ノイアーは2人ともファンタスティックなシーズンを過ごした。かたやUEFAチャンピオンズリーグを制覇してゴールを量産し、かたやワールドカップを制して素晴らしいシーズンを過ごしたんだ」
速サカ編集部