2015/1/19
イタリア・セリエAのミランとインテルが依然として不振にあえいでいる。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は現地時間1月19日(月)、各データでミラノの両チームがいかに不調かを伝えた。
17日(土)のエンポリ戦で引き分けたインテルと、18日(日)のアタランタ戦で敗れたミラン。それぞれ勝ち点26で8位タイにつける両チームについて、『ガゼッタ』はこう指摘している。
1.
ミランはリーグ戦19試合で27得点。クリスティアーノ・ロナウド(R・マドリー/スペイン)は17試合で28得点。
2.
インテルは19試合で25失点。ユベントスは昨季、シーズンを通じて23失点。
3.
フィリッポ・インザーギ監督が就任したミランは前半戦で勝ち点26。クラレンス・セードルフ前監督は後半戦で勝ち点35。インザーギ監督が勝ち点35を挙げていれば、ミランは現在3位。
4.
インテルは攻撃陣のマウロ・イカルディ(10得点)、パブロ・オスバルド(5得点)、ロドリゴ・パラシオ(2得点)が合計で17得点。ジエゴ・コスタ(チェルシー/イングランド)は19試合で17得点。
5.
ミラノの2チーム合計で19試合12勝(6勝ずつ)。バイエルン(ドイツ)は17試合で14勝。
6.
ミラノの2チーム合計で、ホームで19試合8勝。バルセロナ(スペイン)は単独で9試合8勝。チェルシーは10戦10勝。
7.
インテルはアウェイで8得点。セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、プレミアリーグ、リーグ1の主要5リーグにおいて74位。なお、セリエ最下位のパルマはアウェイで7得点。
8.
ミランは238本のシュートで欧州主要5リーグにおいて49位。パダーボルン(ブンデスリーガ昇格組)は239本。
9.
ミラノの2チームはそれぞれユベントスに勝ち点20差ずつ。合計すると40差。これよりひどかったのは、50差だった昨季のみ。
10.
ミランは退場5回。マラガ(スペイン)と並んで欧州主要5リーグのトップタイ。インザーギ監督がアタランタ戦で退席になったことを含めれば単独首位。
速サカ編集部