2015/1/23
イングランド・プレミアリーグのアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、プレミアリーグでプレーするのに必要な労働許可証を取得するためのハードルを下げるべきと主張している。
現在の規則では、EUのパスポートを持たない国の選手は、過去2年で75%以上の代表戦に出場しなければいけない。アーセナルはジョエル・キャンベルやカルロス・ベラといった選手たちを、イングランドでプレーする前にレンタルで放出しなければいけなかった。
ベンゲル監督のコメントを、クラブの公式サイトが伝えている。
「理想的には、私は完全にオープンしてほしいと思っている。我々はアンヘル・ディ・マリアが17歳のときに見出した。ここに来てほしかった。彼はポルトガルへ行き、それからスペインへ行ったね。なぜか? 労働許可証を得られなかったからだ」
「完全にオープンにしようじゃないか。世界最高のリーグでいたければ、世界最高の選手たちを生み出さなければいけないことを受け入れる必要がある。問題は、どう生み出すかだ」
「一つ確かなのは、若い選手をトップレベルの選手たちと一緒にすれば、より成長するチャンスを得られるということだよ。平均的な選手たちと一緒にすれば、若い選手たちは平均的な選手たちのままになる可能性が高い。それは受け入れなければいけないんだ」
速サカ編集部