2015/1/28
イングランド・プレミアリーグのチェルシーは現地時間1月27日(火)、キャピタル・ワン・カップ準決勝第2戦でリバプールと対戦し、延長戦の末に1-0と勝利してファイナル進出を決めた。
アウェイでの第1戦で1対1と引き分けていたチェルシー。試合は90分をスコアレスで終える。キャピタル・ワン・カップはアウェイゴール数が考慮されないため、試合は延長戦に突入した。
すると、その延長に入ってからの94分、チェルシーは右からのFKにDFブラニスラフ・イバノビッチが頭で合わせ、ついに先制。このゴールが決勝点となり、ファイナル進出を決めている。
ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、次のようにチームをたたえた。クラブの公式サイトが伝えている。
「素晴らしい準決勝だったと思う。2試合とも見事だった。両チームが限界まで戦ったよ。結果はどうなるか分からなかった。得点場面は、チームが成熟度を示した。非常に優れたチームと戦うことは、我々が向上する上で良いことだ。選手たちは全力を出した」
前半にFWジエゴ・コスタがリバプールFWエムレ・カンを踏みつけたのではないかと騒がれたことについては、次のように述べている。
「PKについては話したくない。話せば困ることになり、私は困りたくない。あなた(コメンテーター)が『踏みつけ』と言い、『スカイ・スポーツ』が『犯罪』と言っていることは、完全なるアクシデントだ」
「これらの人たち(評論家)は、非常に良いところに座って、非常に良いお金を稼ぎ、プレッシャーがない。彼らは常に正しく、決して負けることがなくて、常に勝つ。だが、誠実であり、フェアであらねばならない。まあいいさ、忘れよう。(決勝の地)ウェンブリーに行こうじゃないか」
モウリーニョ監督はリバプールにも賛辞を送っている。
「非常に良かったと思う。ブレンダン(・ロジャース監督)の素晴らしい仕事だね。今の彼らはトップレベルであり、2試合を通じて非常に良かったと言うのがフェアだと思う」
速サカ編集部