2015/1/29
現地時間1月28日(水)に行われたスペイン国王杯準々決勝第2戦、A・マドリー対バルセロナの一戦は、3-2でアウェイのバルセロナが勝利し、ベスト4進出を決めた。
第1戦でホームのバルサが1-0と勝利し、迎えたA・マドリーでのホームゲーム。試合は開始直後にFWフェルナンド・トーレスのゴールでA・マドリーが先制するが、バルサもカウンターからFWネイマールのゴールで同点とする。
合計スコアで再び1点を追うことになったA・マドリーは、DFフアンフランが倒されてPKを獲得。ペナルティーエリア内だったか微妙な判定だったが、このPKを決めて再びリードを奪う。ところが、セットプレーからDFミランダのオウンゴールでまたも同点とされてしまった。
すると、前半終盤にバルサがついに逆転。カウンターから再びネイマールが決め、3-2と試合をひっくり返す。カウンターを許す前に、ハンドによるPKがあったと抗議したA・マドリーだったが、主審はこれを受け入れなかった。
緊張に包まれた試合は、ハーフタイムに両チームが揉め、A・マドリーMFガビが退場に。数的不利に陥ったA・マドリーは、追いつくことができず、逆にMFマリオ・スアレスの退場で9人となり、ベスト8敗退に終わった。
公式戦7連勝で激戦を制したバルサのルイス・エンリケ監督は、試合後に喜びを表した。クラブ公式サイトが伝えている。
「チーム全体に満足している。特に立ち上がりの失点でおかしな状況となったのに、そこから巻き返したことに満足だ。トップレベルのチーム相手に見せたパフォーマンスを非常に喜ばしく思う」
「シーズン中は良い時期と悪い時期があるが、今は非常に良い時期だ。我々は自信にあふれ、結果を残している。良い結果が自信につながるんだ」
「ネイマールは勇敢な選手だよ。我々のために多くをしてくれる。誰も彼を変えることはない。我々も彼に変わってほしいとは思わない。我々は彼に勇敢であってほしいんだ。だが、試合はだんだん醜くなっていたから、彼を巻き込ませないために下げた」
「判定? 決めるのは審判たちだ。こういう試合ではものすごい緊張感があるし、それが審判たちの仕事を難しくさせるんだよ」
速サカ編集部