2015/1/29
スペイン・リーガエスパニョーラのA・マドリーに所属するMFガビが、現地時間1月28日(水)に行われた国王杯準々決勝第2戦のバルセロナ戦で、退場となったことへの不満を表した。
第1戦で0-1と敗れていたA・マドリーは、前半に2点を先行したがバルサに逆転を許した。さらにハーフタイムにガビが退場となり、10人となったチームは後半に入っても追いつけず、ベスト8敗退に終わっている。
ガビは試合後、退場を命じられたことについて次のように審判に苦言を呈した。クラブの公式サイトが伝えている。
「僕が言ったのは、『ヘスス(主審)、あれはPKだったし、退場になるべきだった』だった。そうしたら彼は『君は退場だ』と言ってきたんだ。僕が彼に対して敬意を欠いたのだという。彼はもっと気迫を持って、選手たちと対話をすべきだったと思うね」
「僕は『テレビで見れば、あれがPKで退場だったと分かるはずだ』と言った。そうしたら、彼は『君は退場だ』と叫んだんだ。それがすべてだよ」
「僕ら全員が間違いをするものだ。フェアになり、ミスを認めなければいけない。ミスが問題ではないんだ。でも、その先までいって自分が主役になろうとしてはいけない」
また、ガビはバルセロナFWネイマールの態度に苦言を呈している。スペイン『マルカ』が伝えた。
「彼はおかしなプレーをするんだ。特に、勝っているときにね。ピッチで良くない行為をする。特に、勝っているときにね。誰だって負けるのは好きじゃない。彼の振る舞いはいやになる」
一方、バルセロナのルイス・エンリケ監督は、ネイマールについて次のように述べた。クラブの公式サイトが伝えている。
「ネイマールは勇敢な選手だよ。我々のために多くをしてくれる。誰も彼を変えることはない。我々も彼に変わってほしいとは思わない。我々は彼に勇敢であってほしいんだ。だが、試合はだんだん醜くなっていたから、彼を巻き込ませないために下げた」
速サカ編集部