2015/1/31
イタリア・セリエAのインテルが、かつて所属したFWアントニオ・カッサーノを再び獲得するかもしれないという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。
カッサーノは先日、経営難から給料支払いが遅れて揉めていたパルマとの契約を解消し、フリーの身となった。2月下旬までにカッサーノは自由に別のクラブと契約できる。
古巣バーリの会長が「彼の獲得は夢」と話すカッサーノだが、別の古巣も「悪童」に興味を示している。DF長友佑都が所属するインテルだ。
インテルは指揮官やクラブとの関係が悪化したFWパブロ・オスバルドの放出が確実と言われており、コンディションが万全ではないFWロドリゴ・パラシオも常に起用することができない。そのため、ロベルト・マンチーニ監督は、前線の強化を望んでいると言われる。
そこで目をつけたのが、フリーとなったカッサーノだ。2012年夏からインテルでプレーしていたカッサーノだが、2013年に就任した当時のバルテル・マッザーリ監督との確執から1年で退団。だが、そのマッザーリ監督が去ったことで、インテル復帰への障害はないとみられている。
『ガゼッタ』などによると、インテルのフロントとカッサーノの代理人はすでにコンタクトを取っている模様。今季末までの契約や、来季の延長オプションなどが話し合われているという。
長友との関係が良好なことでも知られるカッサーノ。1年半ぶりの再会は実現するだろうか?
速サカ編集部