2015/2/8
ハビエル・アギーレ前監督との契約を解除し、新指揮官を探す日本代表が、ブラジル・ワールドカップ(W杯)でイタリア代表を率いたチェーザレ・プランデッリ氏に就任を打診していたようだ。イタリアメディアが報じている。
『ANSA通信』によると、日本サッカー協会はプランデッリ氏に対し、就任可能か即座に回答することを要請したとのこと。
だが、プランデッリ氏はブラジルW杯でグループステージ敗退に終わったことや、ガラタサライ(トルコ)でも解任を経験したことから、計画を吟味する時間がない中での就任を辞退したという。
地元メディアは、プランデッリ氏が「このオファーを非常に名誉に思うが、『ノーグラツィエ』と言わなければいけない」と述べたと報じている。
プランデッリ氏はイタリア・セリエAのパルマやフィオレンティーナなどを率いた名将。パルマ時代には元日本代表の中田英寿氏とも仕事をした経験を持つ。イタリア代表監督としては、EURO2012年で準優勝を果たしたが、ブラジルW杯後に辞任していた。
速サカ編集部