2015/2/8
イタリア・セリエAのミランに所属するMF本田圭佑は現地時間2月7日(土)、第22節ユベントス戦で先発フル出場した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田に4.5点と酷評している。
ベンチスタートの予想もあった本田だが、ふたを開けてみるとトップ下での先発出場となった。ユベントスの司令塔であるMFアンドレア・ピルロのマークを担当。だが、チームは前半、先制されてから一度は追いついたものの、再度勝ち越しを許すと、後半にも3点目を献上して敗れた。
『ガゼッタ』は寸評で、「日本人らしく熱心にピルロをマークしたが、それはシェフにテーブルへのサービスを求めるようなものだ。彼は試みたが、それは彼の仕事ではない」と、ピルロへのマークについては、本田が評価されるべき点ではないと評した。
その上で、同紙は「問題は調理するとき、つまりは彼にボールが届いたときにも、彼が何もできなかったことだ。ボールロストが18回。本質的なことは何もなしだった」と、攻撃面でもチームに貢献できなかったと手厳しい評価を下している。
ミランのワーストプレーヤーは、MFマイケル・エッシェンで4点。MFサリー・ムンタリも4点と酷評された。本田はDFアレックスと並んでチームで下から2番目の採点だった。
一方で、これが加入後初の試合ながら、一時同点となるゴールを決めるなど好パフォーマンスを見せたDFルカ・アントネッリが、6.5点でチームベストプレーヤーに選ばれている。また、ピンチをしのぐセーブを見せたGKディエゴ・ロペスも6.5点と評価されている。
速サカ編集部