2015/2/10
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、イタリア・セリエAのインテルに所属するFWマウロ・イカルディへの関心を強めているという。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が報じた。
イカルディは現地時間2月8日(日)のパレルモ戦で2得点を記録。今季のセリエAで12得点と、ユベントスFWカルロス・テベスに1点差の得点ランク2位につけている。
1日(日)のサッスオーロ戦後、ユニフォームをプレゼントしようとして投げ返されたイカルディは、サポーターと口論した。パレルモ戦で2得点を挙げた際も、ゴールを祝っておらず、ファンとの関係が懸念されている。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は9日(月)、イカルディがパレルモ戦後にサポーターと話し合ったと報道。だが、10日(火)の紙面では、「和解というより休戦」と伝えており、契約延長の行方はまだ分からないとしている。
イカルディの現在の契約は2018年までだが、サラリーはチームで最も低い部類に入るとみられている。もちろん、インテルはサラリーをアップして契約延長を目指す方針だが、肖像権の問題を含め、イカルディの要求とはまだ差があるようだ。
そこで注目されているのが、プレミアリーグへの移籍。『ロンドン・イブニング・スタンダード』によると、チェルシーは今季、イカルディをチェックするために何度かスカウトを派遣していたという。パレルモ戦も同様だ。また、リバプールやマンチェスター・Cのスカウトもパレルモ戦を偵察していたとみられている。
チェルシーは今季でFWディディエ・ドログバが一線から退くとも言われており、ジョゼ・モウリーニョ監督はFWジエゴ・コスタの控えとなる代役のストライカーを獲得したがっているそうだ。その候補としてイカルディへの関心が高まっているというが…?
速サカ編集部