2015/2/20
イングランド・プレミアリーグのリバプールは現地時間2月19日(木)、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦でベジクタシュ(トルコ)にホームで1-0と勝利した。
スコアレスで迎えた終盤、リバプールはMFジョーダン・アイブが倒されてPKを獲得。これを途中出場のFWマリオ・バロテッリが決めて白星をもぎ取った。
だが試合後、バロテッリがPKを蹴ったことがちょっとした騒動となっている。イギリス各メディアが伝えた。
バロテッリはゲームキャプテンを務めたMFジョーダン・ヘンダーソンにボールを譲らず、自分がキッカーを務めると主張したようだ。ヘンダーソンやFWダニエル・スタリッジは不満気だったが、最終的にバロテッリに譲っている。
バロテッリはPKを決め、チームに勝利をもたらした。だが、テレビでコメンテーターを務めていた主将のMFスティーブン・ジェラードは、「ヘンダーソンが蹴るべきだった。バロテッリは彼に対して少し敬意を欠いたよ。ルールはルールだ」と、バロテッリに苦言を呈している。
一方、ヘンダーソンは「僕も蹴りたかったけど、マリオは自信を持っていた。彼を信頼したんだ」都コメント。ブレンダン・ロジャース監督は、PKのことを聞かれると、「我々は試合に勝ったんだ」とチームの勝利が最も大事だと強調した。
バロテッリ本人はツイッターで、「PKを蹴らせてくれたヘンダーソンに感謝している。騒動はやめようじゃないか。僕らは勝った。それが大事なんだ」とコメントしている。
速サカ編集部