現地時間2月19日(木)に行われたUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦、イタリア・セリエAのローマとオランダ・エールディビジのフェイエノールトの一戦で、試合前にローマ市内でフェイエノールトのサポーターが蛮行に及んだ。イタリアメディアが伝えている。

報道によると、フェイエノールトのサポーターは前日にローマ市内で地元警察と衝突。20名以上の逮捕者を出した。

だが、試合当日も再び暴挙に及び、有名なスペイン広場やその噴水が荒らされたという。事態は再び地元警察と衝突するに至り、またも20名以上の逮捕者や負傷者が出たとのことだ。

イタリアメディアによると、ローマ市長はオランダ大使館に協力をあおぎ、「サポーターの目の前でパスポートを破るべき」と発言。マッテオ・レンツィ首相は「フェイエノールトからの謝罪を待っている。厳しく罰していく」と怒りをあらわにしている。

なお、試合はローマが前半に先制したものの、後半に追いつかれ、1-1のドローに終わっている。


速サカ編集部