2015/2/22
スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は現地時間2月21日(土)、契約延長は今シーズンのタイトル獲得と無関係だと述べた。
就任1年目でクラブの悲願だった10度目の欧州制覇を達成したアンチェロッティ監督は、2016年までR・マドリーと契約している。
要求の厳しいR・マドリーだけに、アンチェロッティ監督が長期政権を築けるかどうかは分からない。今季はすでに国王杯で敗退しており、目指すはリーガエスパニョーラ制覇とUEFAチャンピオンズリーグ連覇。だが、決して簡単な目標ではないだろう。
しかし、アンチェロッティ監督は21日の会見で、タイトル獲得が契約延長の条件ではないとの見解を示している。クラブの公式サイトがコメントを伝えた。
「自分は評価してもらっていると感じている。選手たちもクラブも会長も、周囲の全員が愛情を示してくれているよ。契約延長は急いでいない。私の目標はタイトル獲得だ。我々は勝たなければいけない。それは就任当時から分かっていたし、目新しいことではないよ。指揮を執ったクラブのすべてで、目標はタイトル獲得だった」
「契約延長の条件が今季何かを勝ち取ることだとは思わない。契約延長について話すのは、シーズンが終わってからが良いだろう。話さなければ、何も起きない。私の契約は2016年までだ」
なお、アンチェロッティ監督は負傷離脱中のMFルカ・モドリッチについて、3月22日(日)のバルセロナとのクラシコに間に合う見込みと明かしている。
「彼の調子は良い。木曜からチームと練習しているよ。まだフルメニューはこなしていないが、来週からできるだろう。3月22日には間に合うと思う。その前から起用できるようになることを願っているよ」
速サカ編集部