2015/2/28
現地時間3月1日(日)に予定されていたイタリア・セリエA第25節、ジェノア対パルマの一戦が延期となった。イタリアサッカー連盟(FIGC)が明らかにしている。
深刻な財政難から破産危機に陥り、クラブの財産が次々に押収されるなど、連日暗い話題が続いているパルマ。前節ウディネーゼ戦も、警備代や電気料金を支払えずに延期となっていた。
パルマを取り巻く状況が改善されず、周囲からの助けもないと訴える主将アレッサンドロ・ルカレッリは、2月27日(金)に「ジェノア戦が延期されないなら、僕らはプレーしない」とコメント。ストライキに踏み切ると述べ、0-3の不戦敗になっても構わないと語った。
この状況に、FIGCのカルロ・タベッキオ会長は、「選手たちの気持ちを考慮して」延期を決定。ただし、「これが最後だ」と、今後は延期を認めない意向を示している。
速サカ編集部