2015/3/2
イタリア・セリエAのミランを率いるフィリッポ・インザーギ監督は、依然として解任危機にあるようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が現地時間3月2日(月)に報じた。
ホームでのチェゼーナ戦で2-0と勝利し、状況が好転したかに思われたミランだが、2月28日(土)のキエーボ戦では、アウェイで精彩を欠いたパフォーマンスに終始し、0-0とスコアレスドローに終わった。
MFリッカルド・モントリーボとMFナイジェル・デ・ヨングが負傷交代するアクシデントや、MF本田圭佑のシュートがクロスバーを叩く不運もあったが、ミランは低調な内容で勝ち点1を得るにとどまり、批判を浴びている。
『ガゼッタ』によると、ミラン上層部はインザーギ監督がチームを掌握できていないとみているそうだ。同紙は、一部の選手たちがインザーギ監督のプロジェクトをもう信じていないとも伝えている。
ミランは7日(土)の次節でベローナとホームで対戦する。『ガゼッタ』は、この試合で勝利を収められなければ、クラブがインザーギ監督を解任し、アシスタントコーチのマウロ・タソッティ氏に今季末まで指揮を委ねる可能性もあると報じた。
1月にも解任報道が浮上したインザーギ監督だが、このときは土壇場で乗り越えた。団結が問われているミランの面々は、再び訪れた指揮官の危機にどういうパフォーマンスを見せるだろうか。
速サカ編集部