2015/3/3
イングランド・プレミアリーグのチェルシーは現地時間3月1日(日)、キャピタル・ワン・カップ決勝でトッテナムを下し、8年ぶり5度目の優勝を果たした。だがこの試合後、サポーターによる人種差別問題が再び起きたのではないかと騒がれている。イギリス『BBC』などが報じた。
これによると、ロンドンからマンチェスターへと向かう列車の中で問題が発生したもよう。イギリス鉄道警察が、「サッカーファンだという複数の乗客による人種差別や罵倒があったとの報告を受け、警官が列車に呼ばれ、4名に降車を求めた」と認めている。
『BBC』によると、チェルシーのスポークスマンは報道を把握しているとした上で、「チェルシーサポーターが関与しているかはまだ明確ではないが、そうであればもちろん、我々は鉄道警察の捜査に協力する」とコメントしている。
チェルシーは先日、UEFAチャンピオンズリーグでフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマンと対戦した際に、パリの地下鉄でサポーターが人種差別行為を働いたことが発覚。内部調査の末、5名のサポーターに入場禁止処分を科したところだった。
速サカ編集部