2015/3/4
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uを率いるルイス・ファン・ハール監督は現地時間3月3日(火)、前節で不調だったMFアンヘル・ディ・マリアを擁護し、1年目の同選手が苦しんでいるのは「大きなサプライズではない」と述べた。
サンダーランド戦でハーフタイムに交代されたディ・マリアは、不振が騒がれている。ファン・ハール監督はクラブの公式チャンネルで、「彼のようにクオリティーのある選手を交代するのは簡単ではないが、私はそういう決断をしなければいけない」と采配について強調している。
そのうえで、同監督はディ・マリアについて心配は無用と述べた。クラブの公式サイトが伝えた。
「どんな選手でもああいう試合があるものだ。うまくいかない日に苦しんだのはディ・マリアだけじゃない。次の試合では世界最高の選手となれるかもしれない。だから、私はすべてがうまくいっていると思っている。非常に良い練習をしてきたし、まったく問題はないと思う」
「プレミアリーグの速いリズムは非常に重要な観点の一つだ。だが、彼は新たな文化、新たな環境に馴染まなければならない。そしてそれは、常に簡単なわけじゃないんだ」
また、同日の会見でもファン・ハール監督はこう続けた。
「我々が獲得したすべての選手に当てはまることだ。1年目は常に難しいんだよ。(ルーク・)ショーも(ダレイ・)ブリントも、(アンデル・)エレーラも、(ラダメル・)ファルカオも、そしてディ・マリアもね」
「私にとって大きなサプライズではない。彼がすぐに適応していたら、そちらの方がよっぽどサプライズだ。私はオランダ、スペイン、ドイツで同じ経験をしてきた。時間を与えなければいけない。彼だけじゃなく、すべての選手たちにね。様子を見ようじゃないか」
速サカ編集部