現地時間3月4日(水)に行われたイングランド・プレミアリーグ第28節、ニューカッスル対マンチェスター・Uの一戦で、両軍の選手が唾を吐き合ったと疑われている。それぞれ最大6試合ずつの出場停止処分になる可能性があるそうだ。イギリス『BBC』が報じた。

問題となったのは、マンチェスター・UのDFジョニー・エバンズとニューカッスルFWパピス・シセ。テレビ映像では、エバンズが倒れていたシセに向けて唾を吐き、シセもこれを受けて立ち上がってエバンズに唾を吐き返したように見える。

主審は両選手と話したが、イエローカードが出されることはなく、両選手はプレーを続けた。それぞれの指揮官も「見ていなかった」「エバンズは唾を吐く選手ではないと思う」と擁護している。

だが、両選手を処分すべきとの声は少なくないようだ。プレミアリーグでの経験が豊富な元ドイツ代表MFディートマール・ハマン氏は、「受け入れられない」「不愉快だ」とコメント。「子供たちも見ている。何かすべきだ」と処分を求めた。

『BBC』によると、バーンリーFWジョージ・ボイド(今季からハル・シティ)は昨季、マンチェスター・CのGKジョー・ハートに唾を吐き、3試合の出場停止処分を受けている。

だが、プレミアリーグは今季から罰則を2倍にすると決めており、エバンズとシセは6試合出場停止になるかもしれないとのことだ。


速サカ編集部