2015/3/9
イタリア・セリエAのミランは現地時間3月8日(日)、フィリッポ・インザーギ監督をもう1週間続投させることにしたようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が9日(月)に報じた。
7日(土)のベローナ戦で勝てなければ解任とも言われていたインザーギ監督。MF本田圭佑が途中出場した一戦は、ミランが先制されながら逆転したものの、終了直前のアディショナルタイムに失点し、2-2のドローに終わった。
これにより、ミランはインザーギ監督を解任するのではないかと報じられ、下部組織を率いるクリスティアン・ブロッキ監督が暫定的に後任に就任するとも噂が浮上した。
だが、8日に行われると言われたシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長とアドリアーノ・ガッリアーニCEOの会議は延期になったもよう。『ガゼッタ』は、インザーギ監督が次節フィオレンティーナ戦も指揮を執ると報じている。
それでも、インザーギ監督の立場は安泰というわけではなさそうだ。フィオレンティーナ戦は「ラストチャンス」ともされており、この試合でミランが内容と結果を出さなければ、指揮官交代に踏み切る可能性もあるという。
毎週のように指揮官の立場が騒がれるミラン。残り12試合で流れを変えることはできるのだろうか。
速サカ編集部