イングランド・プレミアリーグのチェルシーは現地時間3月11日(水)、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦で、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)とホームで2-2と引き分け、アウェイゴールの差でベスト16敗退となった。

アウェイでの第1戦で1-1と引き分けていたチェルシーは、前半にFWズラタン・イブラヒモビッチが一発退場となり、数的優位に立つ。

チェルシーは81分、DFギャリー・ケイヒルのゴールで先制したが、86分に元チェルシーのDFダビド・ルイスのヘッドで追いつかれた。

試合は延長戦に突入し、96分にDFチアゴ・シウバのハンドで得たPKをMFエデン・アザールが決め、再びチェルシーがリード。だが114分、CKからT・シウバのヘッドでまたも失点してしまう。

試合はこのままタイムアップ。2試合合計で3-3とタイスコアだったが、アウェイゴールが多かったPSGがベスト8に駒を進めた。

ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、次のように話している。UEFAの公式サイトが伝えた。

「彼らは勝利に値した。2度のCKで2失点すれば、勝利には値しない。ホームで数的優位に立ち、その重圧に耐えられないようでは…。彼らは失う物がなかった。(数的不利になれば)難しいことだが、精神的には重圧から解放される。彼らはこの結果に値した」

「私にとってはサプライズだった。がっかりしている。だが、私は常に実践的であろうとするんだ。相手の方が自分たちより良かったのなら、我々は敗北に値したということだ」

「我々はラウンド突破に値しなかった。スポーツマンシップでそれを受け入れる。だが、誇りをもって反撃することも必要だ。我々はリーグで勝たなければいけない。選手たちにも言ったよ。泣いている場合じゃないとね。プレミアリーグやリーグカップ優勝なら、素晴らしいシーズンであることに変わりはない。我々は前進する」


速サカ編集部