2015/3/13
現地時間3月11日(水)のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦で、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するFWズラタン・イブラヒモビッチは、イングランド・プレミアリーグでチェルシー相手に一発退場となった。UEFAは、同選手へのレッドカードを取り消さないとのことだ。イギリスメディアが12日(木)に報じた。
2度にわたってビハインドを背負いながらも、延長戦の末に2-2と引き分け、アウェイゴールの差でラウンド突破を決めたPSG。激闘を制したフランス王者が苦しんだ一因が、イブラヒモビッチ退場で10人での戦いを強いられたことだ。
イブラヒモビッチは前半30分過ぎにMFオスカルにタックルを見舞い、ビョルン・カイペルス主審から一発退場を命じられた。だが、ジャッジは厳しすぎるとの見方が大勢を占め、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督も試合後、イブラヒモビッチが準々決勝を戦えるように願うと話している。
しかし、UEFAが判定を覆すことはないようだ。複数メディアは、UEFA規律委員会が「ピッチ上での主審による決定は最終的なものであり、UEFA規律委員会が見直すことはない」と発表したと報じている。
速サカ編集部