2015/3/17
フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するFWズラタン・イブラヒモビッチが現地時間3月16日(月)、前日の発言を再度謝罪した。だが、リーグから4試合の出場停止処分を科される可能性があるようだ。
イブラヒモビッチは15日(日)の第29節ボルドー戦で、2ゴールを決めたものの2-3と敗れた試合後、主審への怒りをぶちまけた。「15年のキャリアでこんな主審は見たことがない」と激怒するなかで、同選手は「PSGはこのクソな国に見合わない」と発言している。
フランスのスポーツ大臣から謝罪を求められ、その日のうちに「侮辱されたと感じた人には謝罪したい」とコメントを発表したイブラだが、一部の政治家からは「フランスをクソと思うなら出ていってくれて構わない」と、イブラヒモビッチを追放すべきとの声が上がった。
イブラヒモビッチは一夜明けた16日、公式サイトでのインタビューで、改めてフランスを侮辱する意図はなかったと話している。
「フランスに住む人たちに向けた発言ではなかった。侮辱されたと感じた人がいるなら、誠意をもって謝罪する。僕は信義を重んじるから、謝罪することに問題はない。また、フランスの人たちは賢いし、状況を理解できるとも思っている」
「ただ、謝罪することに問題はない。敬意を払ってくれる人には敬意を払う。フランスに来たときから素晴らしい歓迎で素晴らしい日々を過ごしてきたし、ここですごく幸せなんだ」
「後悔はないし、誰かが僕の意見を変えることもない。ただサッカーのことを話していただけなんだ。だから、サッカーの話をしよう。それが僕にとってここで最も大事なことだからね」
現地メディアによると、リーグ1は19日(木)にイブラヒモビッチの処遇を検討するとのこと。一部では、4試合の出場停止になる可能性もあると言われている。
速サカ編集部