2015/3/19
イタリア・セリエAのユベントスに所属するMFポール・ポグバの代理人が、スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーへの移籍に否定的な見解を示した。
ユベントスはポグバの残留を希望しているが、成長著しいフランス代表MFはこの夏の去就が注目されている。関心を寄せるクラブの一つと言われるのが、R・マドリーだ。
だが、R・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は先日、近いうちのオファーを否定している。これについて、ミーノ・ライオラ代理人はフランス『レキップ』で次のように述べた。『ESPN』が伝えている。
「それが事実なら、我々もR・マドリーには関心がない。私が彼らに『ポグバを買いたくないですか?』と言いに行くことはない。R・マドリーは手ぬぐいみたいに選手を買い、手ぬぐいみたいに捨てるクラブだ」
ライオラ代理人は、R・マドリーがワールドカップ(W杯)で活躍したMFハメス・ロドリゲスを獲得したことに触れ、次のように述べている。
「彼らはW杯で6試合良いプレーをした選手を見て買うクラブだ。我々はそういうクラブに行きたくない。我々が望むのは、ポールのポテンシャルを信じるクラブだよ。R・マドリーへのドアを閉ざしてはいない。だが、開けてもいないよ」
ポグバへの関心が報じられている別のクラブが、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)だ。ナセル・アル・ケライフィ会長は最近、ポグバと会っており、獲得を望んでいると明かしている。
ライオラ代理人はポグバのPSGへの移籍について、次のように話している。
「それなら、彼らは関心があるんだろうね。だが、私が考え始めるのは、具体的な何かが出始めてからだ。私に分かっているのは、ポールはどのクラブでも成功するということだけだよ」
速サカ編集部