2015/3/20
イタリア・セリエAのパルマが現地時間3月19日(木)、破産宣告を受けた。
シーズン中にクラブが2度売却され、選手たちが数カ月にわたって給与を受け取れないなど、深刻な財政難にあるパルマが、ついに破産することとなった。
イタリアメディアによると、総負債額は2億1800万ユーロ(約280億円)。スポーツ面での負債は7400万ユーロ(約95億円)で、選手たちに対する負債が約6300万ユーロ(約80億円)とのことだ。
イタリアの裁判所は19日、わずか10分の審理でパルマに破産宣告をした。管財人が選定されており、2名の管財人がこれからクラブの買い手を探すことになる。見つからなければ、パルマは来季、アマチュアリーグからの再起を余儀なくされる。
かつてイタリアの7大クラブの一角としてUEFAカップを制し、元日本代表の中田英寿氏も所属したパルマは、いつか復活を遂げることができるだろうか。
速サカ編集部