2015/3/21
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uに所属するFWラダメル・ファルカオの元代理人は、イングランドで苦しむ同選手と「一緒に泣いた」と明かしている。
フランス・リーグ1のモナコからレンタル移籍したファルカオだが、期待されたインパクトを残せていない。先日はユースチームの試合にも出場することになり、シーズン後の完全移籍はあり得ないと報じられている。
ファルカオの最初の代理人であるシルバノ・エスピンドラ氏は、スペイン『アス』で次のように話している。
「彼といろいろ話したが、今は幸せじゃないね。一緒に泣いたよ。簡単じゃない状況だ。誰だって試合には出たいし、FWならゴールを決めたいものだよ」
「彼には、どのストライカーでもこういう時期はあると言っておいた。偉大なFWにもあったことだよ。ゴールが決まらないとプレッシャーになるんだ」
だが、ファルカオがプロ意識を高く保っていることは疑いないと強調している。
「彼が悲しんでいることは否定できないが、何もなかったかのように毎日トレーニングしているよ。10分であっても出場機会を与えられたら、彼はできる限りの自分の仕事をするはずだ」
夏の去就が注目されるファルカオだが、エスピンドラ氏は選手の希望がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場だと明かしている。
「彼が来季のCLに強く出たがっているのは知っている。マンチェスター・Uが出場するかどうかは分からないね。ファルカオはCLに出たいと思っている。(去就は)シーズン後に決めるだろう」
「今後に関して、彼はとても慎重なんだ。オファーのことは彼と話していない。今の彼はマンチェスター・Uで調子を取り戻そうと必死なんだ。彼に関心を示すクラブは常にいるだろうけど、今のところはすべて噂だよ」
速サカ編集部