2015/3/21
元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏が、古巣であるスペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督やFWガレス・ベイルを擁護している。
2015年に入ってから調子を落とし、激しい批判も浴びているアンチェロッティ監督。イタリア・セリエAのミランや、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマンで一緒に仕事をした経験を持つベッカム氏は、スペイン『アス』で次のように述べた。
「私はカルロが大好きだ。一緒に過ごした中で最高の監督の一人だよ。彼は謙虚で、情熱的で、勝者だ。どこへ行っても成功してきた。R・マドリーでこうやって成功してきたのも、驚きじゃない。人として彼ほどの人はいないし、監督としてもベストの一人だ」
「アンチェロッティがR・マドリーにとって適した人物か? そうだと思う。彼は選手たちの敬意を集められるし、選手たちのベストを引き出せるからね。選手たちも彼をリスペクトしているんだ。私を含め、サッカー界の誰もがそうであるようにね」
一方、同じく批判を浴びたベイルについては、次のように述べている。
「昨年のガレスは完璧なシーズンを過ごした。重要なゴールを決めてきた。最高額とされる移籍金でR・マドリーに移籍すれば、常に多くを期待される。ガレスは世界最高の選手の一人だ。そして偉大な選手たちがたくさんいるチームに加わった」
「今季もうまくやっているけど、思うようにできない時期もあるだろう。それは普通のことだ。今季もすでに素晴らしいゴールを決めているし、見事な気質を持っている。私は、彼はベストの選手の一人だと思う」
なお、ベッカム氏は22日(日)に行われるバルセロナとのクラシコについて、次のように述べた。
「両チームにとって非常に重要な一戦だ。もちろん、私はR・マドリーを応援する。だが、バルセロナにも大きな敬意を払っているよ。接戦になるだろうね。どちらが勝つかは分からない。どちらも良いプレーをするね。難しい試合になるだろう」
速サカ編集部