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プレミアにイングランド人選手を増やせ? FAがEU圏外枠の強化を提案(海外)

2015/3/24

イングランドサッカー協会(FA)のチェアマンを務めるグレッグ・ダイク氏は現地時間3月23日(月)、2016年からプレミアリーグの「ホームグロウン」制度を強化する意向を示した。いわゆる外国人選手の数が制限されることになるかもしれない。

FAが発表したダイク氏の提案によると、まず「ホームグロウン」の定義を変更するという。これまでは21歳の誕生日を迎えるまでの3年間でFA所属のクラブに登録されていた選手が「ホームグロウン」扱いだったが、これを18歳までの3年間、つまり15歳から登録されていた選手にする。

また、現在は「ホームグロウン」以外の選手を25名中17名登録できるが、これを13名に減らす。つまり、「ホームグロウン」扱いの選手が12名以上必要となる。さらに、そのうちの2名は当該クラブ出身であることが必要になる。

FAはイングランドの若手がトップレベルで経験を積む機会がないことを問題視しており、イングランドサッカー、イングランド代表、プレミアリーグの発展に不可欠と考えているようだ。ダイク氏は次のように述べている。

「プレミアリーグのクラブはアカデミーに多額の資金を投じており、素晴らしい仕事をしている。だが、ホームグロウン選手の多くがトップチームでレギュラーになれていない」

「ホームグロウンのルールは2010年に導入したが、プレミアリーグにおける該当選手の数は変わっておらず、むしろ12クラブでは大きく減少している」

「2014年にUEFAチャンピオンズリーグを戦ったイングランドの選手はわずか23名だ。スペインは78名、ドイツは55名、ブラジルでも51名だよ。そしてこの数字はさらに悪くなっている。我々が世界のベストを争い続けるためには、変更が必要だ」

「イングランドサッカー全体の責任を負う組織として、ホームグロウン選手が最高レベルで争う機会をできるだけつくることはFAの義務である」

速サカ編集部

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