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その国で生まれなければ代表選手の資格なし? マンチーニの主張で議論が二分(海外)

2015/3/24

イタリア・セリエAのインテルを率いるロベルト・マンチーニ監督が現地時間3月23日(月)、イタリア以外で生まれた選手を代表に含めるべきではないとの持論を展開した。

イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、今週末のEURO2016予選に向け、ブラジル出身のFWエデルとアルゼンチン出身のMFフランコ・バスケスを招集している。いずれも親や親族がイタリア人で、パスポートを持つ選手たちだ。

だが、マンチーニ監督は次のように話している。イタリアメディアがコメントを伝えた。

「イタリア代表はイタリア人によるものであるべきだ。イタリア代表でプレーするにふさわしいのはイタリア人であり、たとえ親族がいたとしても、イタリアで生まれていない選手は代表でプレーするにふさわしくないというのが私の意見だ」

これに対し、コンテ監督は同日の会見で次のように述べている。

「そういう選手を招集したのは私が初めてではないし、私が最後ということもないだろう。これがルールであり、これがサッカーだ。ブラジル・ワールドカップ(W杯)では、786名の選手のうち、86名がそういう選手だった」

イタリアは2006年のドイツW杯でMFマウロ・カモラネージを起用し、24年ぶりの優勝を飾っている。当時の代表監督だったマルチェッロ・リッピ氏も、次のようにマンチーニ監督に反論した。

「ルールにのっとっていれば問題ではない。もちろん、すべて『イタリア人』の方が良いかもしれないが、強い選手なら招集しない手はないだろう?」

「たとえば、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシにイタリアの親族がいたら、(可能な場合にイタリア代表に招集して)文句を言う者などいないはずだ」

速サカ編集部

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